商業出版の経験のない人が自費出版する時、熟れた文章を書くことが出来ずに困ってしまうケースは珍しくありません。プロのライターではないのですから、一際洗練された文章を作る必要もありませんが、最低限の文章術は身に付けておいた方が良いでしょう。

編集や校正に呆れられると、後々作業を進め辛くなります。「身に付ける」といっても、それほど難しいことではありません。少しでも書くことに興味があれば、すぐに覚えられるはずです。ここでは誰でも実践できる簡単なテクニックをご紹介することにします。

初心者が疎かにしがちなのが、タイトルの付け方です。タイトルは書き手が思う以上に、読者の印象を決定付けてしまいます。簡単に言えば、タイトルを見ただけで、ついつい読み進めたくなるような文句を掲げる必要があるのです。通常、タイトルは様式が決まっており、特に文字数は厳しく制限されます。長ければ読み辛いばかりか、瞬時に与える印象が弱まってしまうからです。短くても、何を伝えたいのかが明確である文句を捻り出すことが大切です。

初心者にありがちなミスとしては、一つのタイトルの中に、同じ内容を2回出現させるというものです。読者に冗長な印象を与えるため、避ける必要のあるミスです。もちろんプロのライターが付ける時は、敢えて同じ文句を繰り返すこともあるのですが、それは確固たる戦略に基づいて行われるものです。初心者が真似してよいテクニックではありません。

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