親友のU子と小学生時代に、「納豆出版社」という架空の出版社を作って、2人で本の製作に没頭していた時期がありました。先日の我が家の引っ越し作業で、当時2人で製作した、本の作品が押し入れから出て来たので、いつくかの作品をご紹介してみようと思います。

「みずいろときいろいくつ」

このお話は、U子と私の靴が、ケンカをするお話でした。当時、一度だけ、2人がケンカをした事があり、その事をU子は、靴どうしのケンカとしてお話を作ったのでした。雨上がりのことです。みずいろのくつが、きいろいくつに向かって言いました。

「きょうは、みずたまりができてるから、泥水に気をつけてね」すると、きいろいくつは、「はーい」と大きなこえでへんじをしました。みずいろのくつと、きいろいくつは、じょうずにみずたまりをよけて、おうちにかえります・・・。

この後、水色の靴が、くしゃみをすると、お驚いた水たまりが飛び跳ねて、黄色い靴に泥水をかけてしまうお話なのです。水たまりの泥水で、真っ黒になってしまった黄色い靴は、わんわん泣いて、みずいろの靴がくしゃみをしたからだと言って、泥水を水色の靴にかけるのです。

すると、泥水をかぶった水色の靴も真っ黒になってしまい、二足の靴は、泥んこになって大泣きしていると、水たまりも自分がくしゃみに驚いたせいだとつられて大泣きして、そのうちにお空もつられて大泣きしながら、大雨が降って、二足の靴が綺麗になるというお話でした。

私達がケンカした時も2人で大泣きした思い出があります。あんなに一所懸命に泣いた記憶は、あれ以来ないような気がしています。

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