本を出版する場合、販売ルートとして2種類考えられます。通常の書店で販売している商業出版物のような「通常販売ルート」と、出版社や取次社、書店を介さず、著者やその関係者などだけで販売する「個人ルート販売」です。後者の場合、地元書店などに「個人販売委託」をお願いして展示販売するケースもあれば、著者が行う研修会や講習会で展示販売するようなケースもあるでしょう。通常ルート販売であれば、販売手数料といった経費が発生しますが、個人ルート販売では、個人委託販売をお願いした書店さんへの販売手数料以外一切経費は発生せず、あとは書店販売交渉に要した実費(交通費等)ぐらいでしょう。最終的な課税対象額算出のためにも、必要経費の把握は必須です。自費出版で言えば、金額的に大部分を占める出版社等に支払われた本の制作費(つまり、編集費用+印刷諸経費の合算額に消費税を加えた額)があります。この金額を証明する書面として、最終見積書であったり、支払いの振込み明細書等になります。

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